お手玉、あやとり、おはじき、めんこ、けん玉、こま回し ── ご両親が子どもの頃に夢中になった昔遊びは、特別な道具やお金がなくても、その場ですぐに楽しめる遊びばかりです。テレビゲームやスマートフォンとはまた違った、手と手で向き合う温かさが、そこにはあります。
こうした昔遊び・伝承遊びは、世代を超えて家族をつなぐ、すばらしい入口です。ご両親にとっては子ども時代の記憶がよみがえり、お孫さんにとっては新鮮な発見になります。本記事では、家族三世代で昔遊びを楽しみ、なつかしい思い出を分かち合うためのアイデアをご紹介します。
道具がいらない遊びから、気軽に始める
昔遊びの魅力は、手ぶらでもすぐに始められるものが多いことです。あやとりは一本のひもさえあれば、向かい合って何通りもの形を作って楽しめます。にらめっこ、じゃんけん遊び、影踏み、しりとり ── どれも、思い立ったその場で始められる遊びです。
「お母さん、あやとりってどうやるんだっけ」と尋ねれば、ご両親の指は、何十年もの時を越えて、自然と昔の形を覚えているものです。教わりながら一緒に手を動かすうちに、子どもの頃の話が自然とこぼれてきます。遊びそのものが、なつかしい会話の糸口になります。
お手玉やけん玉で、技を見せ合う
お手玉、けん玉、こま回し、ビー玉 ── 少し道具のいる遊びには、技を磨いて見せ合う楽しさがあります。ご両親が披露してくれるお手玉の鮮やかな手さばきや、けん玉の連続技に、お孫さんはきっと目を丸くするはずです。
「おじいちゃん、すごい」という一言は、ご本人にとって何よりの誇りになります。昔とった杵柄を見せ、孫に教える ── その姿は、世代を超えて尊敬の気持ちを育てます。うまくできなくても、家族みんなで挑戦して笑い合う時間そのものが、かけがえのない思い出になります。
お正月や季節に、伝承の遊びを囲む
福笑い、かるた、すごろく、百人一首、羽根つき、凧あげ ── お正月には、家族で囲める伝承の遊びがたくさんあります。みんなで車座になって笑い合う時間は、季節の風物詩であると同時に、世代を超えた団らんのひとときです。
「この遊び、お母さんの子どもの頃にもあった」「昔はどんなふうに遊んだの」と尋ねながら遊ぶと、同じ遊びでも時代によって少しずつ違う楽しみ方があったことが見えてきます。そうした語らいの中に、ご家族の歴史がそっと受け継がれていきます。
外で楽しむ、体を動かす遊び
鬼ごっこ、かくれんぼ、缶けり、だるまさんがころんだ、竹とんぼ ── 外で体を動かす昔遊びは、お孫さんと一緒に楽しむのにぴったりです。公園や庭先で、三世代がいっしょに過ごす時間は、写真にも残したい一場面になります。
ご両親には、無理のない範囲で見守り役や審判役をお願いするのもよいでしょう。「昔はこの原っぱで、日が暮れるまで遊んだんだよ」── そんな思い出話を聞きながら、お孫さんが同じ遊びに夢中になる。その光景は、過ぎた時代と今とを、やさしくつないでくれます。
遊びとともに、思い出を受け継ぐ
昔遊びを家族で楽しむことの本当の価値は、遊びの楽しさそのものに加えて、その遊びにまつわる思い出を受け継げることにあります。どこで、誰と、どんなふうに遊んだのか。ひとつの遊びの向こうに、ご両親の子ども時代の景色が広がっています。
なつかしい遊びや昭和・平成の暮らしを話題にするきっかけとして、当社の「思い出ドリル」のような Web アプリを家族で囲んでみるのもおすすめです。3 択クイズをきっかけに「この遊び、覚えてる」と、世代を超えた思い出話が自然に広がっていきます。
昔遊び・伝承遊びは、道具やお金をかけずとも、世代を超えて家族を笑顔にしてくれる宝物です。ご両親から子へ、そして孫へと遊びを受け継ぐ時間は、技や作法を伝えるだけでなく、家族の温かな記憶を未来へつないでいきます。
次にご家族が集まるときには、ひとつだけでも昔の遊びを囲んでみてください。きっと、なつかしい笑い声とともに、思いがけない物語が飛び出してきます。Norolu は、世代を超えて楽しめる家族のひとときに、小さな入口をご用意してまいります。